化粧して、かわいい服着て

 久しぶりの投稿で、半年以上、文字を連ねるということをしていないので、なかなか言葉が出てこない。短めに切り上げようか。

 2年前くらいから森博嗣を読んでいて、誰もが一度は耳にしたことがあるであろう『すべてがFになる』のS&Mシリーズ全10作をつい最近読み終えた(森博嗣の話はまた別の機会に)。そして次のVシリーズを読み始めて、そこに小鳥遊練無という男の子が出てくる。いわゆる、男の娘だ。それで、あぁいいなと思ってしまったわけだ。
 僕自身、過去2回ほど女装したことがあるわけだが、少し化粧してセーラー服着ただけの即席男の娘でクオリティもそうとう低かった。動機も興味本位と学園祭のテンションだった。
 女装趣味の男性が世には少なからず存在するのは何故なのか。違った自分になりたい?その格好で街を徘徊する興奮?心が女の子?
 そのどれでもなく、かわいいを纏いたい、っていう動機の女装男子もいるはず。かわいいを体現しやすいのが、たまたま女性の外見ってだけで、言ってしまえば別に女装でなくてもいい。でも、化粧するのは女の子、かわいい服を着るのも女の子、ネイルをするのも女の子。女の子の風貌をしてたほうが自然だ。
 僕の近くの人たちはご存知の通り、僕はファッションに疎い。それは僕のスタイルの悪さが諦めを生んでる節もあるけども、第一には着たい服が少ない。男物に。女の子の服でいいなって思うことの方が圧倒的に多い。ワンピース着られる女の子たちが羨ましい。
 化粧も男がしたらヴィジュアル系か?となってしまう。女の子なら、いくらでもかわいいを作れる。男には、そのようなかっこよさ
増し増しツールはない。

 って書いてて、気づいたんだけど、これは結局のところ、武装してテンションぶち上げたいんだな。男に生まれてきたのに、男性として外見キメて気持ちを高める方法が思いつかないんだわ。